箱うさぎ里親募集中&箱うさ出身ミニロップのリーくん去勢 【イブうさぎさん】
2016.05.12.17:53
いつもお世話になっている【イブうさぎ】さんブログより
http://ameblo.jp/ibrahimomich/entry-12157751085.html
リー君が箱うさぎから来たのは11月。
繫殖場廃業にともなって2才半の繁殖用オスが手放され、浜松の箱うさぎが仲介し、東京あこさん託児室(http://ako-takuji.seesaa.net/)が東京に連れてきてくれた。
なんだかヒョロっとしているのに腹の周りにお肉がついていて変な体形。
うちの廊下を走らせると、脚力がないせいで、右にヨロヨロ左にヨロヨロ。
しばらく家に慣れてもらって廊下の直線ダッシュが上手になり、筋肉がついて我が家のうさぎになってから、4月初旬に去勢手術をうけました。
手術は日帰りでした(1泊することもあるそうです)。
抜糸、投薬いっさい無し。費用3万円。
手術翌日の夕方まで落ち込んでいたけど、その後は元気よくなり、数日軽く飛びシッコしてました。
1ヶ月たち、派手なスプリンクラーしっこはなくなり、部屋散歩では女子みたいに座りションするようになりました。

くうしん菜を食べるリーリー君。

球は中味がしぼんで皮だけ残っていましたが、1ヶ月もすると皮が胴体に吸収されました。
去勢手術後の数週間はまだ妊娠させる能力があるのですが、1ヶ月たったから異性交遊しても大丈夫かな?といっても我が家には妊娠能力ある子宮・卵巣あるメスはいませんよ。
これでリー君は将来、精巣腫瘍になるリスクがゼロになりました。
近年メスの子宮卵巣を取る不妊手術は広まってきましたが、オスはまだ手術しない飼い主さんが多いようです。
でも里親募集活動でいろんな人と話をすると、前のうさぎが精巣腫瘍でなくなった話も決してすくなくありません。
年老いて精巣腫瘍になり、手術したくても心臓が悪くて麻酔リスクから手術できないケースもあります。
先天的に心臓が肥大している、など麻酔リスクある場合を除いて、オスの去勢も将来をかんがえて検討する価値はあるかと思います。
今年の1月に胸腺の腫瘍からなくなった推定7歳半以上の大吉くん。
現在、同じ胸腺腫で投薬中の大吉ブラザー、パトリックくん。
ふたりの疾患、胸腺腫は人間だったら成人して自然になくなってしまう不要な器官である胸腺がうさぎの場合はずっと残って腫瘍化し、心臓を圧迫する病気です。
老化で腫瘍になるだけでなく、3才でなるうさぎもいるそうです。決して珍しい病気ではなく、数年前の獣医師国家試験で「うさぎの胸腺腫」が出題されたとのこと。
また、家畜と犬猫までが出題範囲だった国家試験にやっとうさぎが出るようになりました。
-- 『生き物と向き合う仕事』(著者:田向健一、ちくまプリマー新書) p.179より引用--
動物種ではウシ、ウマ、ブタ、ニワトリ、イヌがメインで、ネコが少し、ようやく三~四年くらい前から社会のニーズを受けて、ウサギとフェレットの問題が一~二題初めて入った。
--
資格試験にうさぎが出題されるようになったのは、ごく最近で、うさぎ界にとって、獣医師がうさぎの病気の勉強をしてくれるという意味で大変有意義ですね。
話を戻すと……
胸腺腫は、悪性腫瘍のように体中にとんで転移する腫瘍ではないけれど、心臓が肥大したり、胸水がたまったりします。
胸腺なんかに苦しめられるなら、胸腺なんかなければいいのに。
精巣腫瘍は手術で予防できます。とれるならとってあげたほうがいいかな。
~~
さて、去勢手術前は猛々しくサークル横からメスやオスを追いかけていたリー君は少し落ち着き、軽く追い回すくらいになりました。
初めは人間との関わりがよくわからなかったリー君ですが、最近はサークルの間から頭をなでられるのが好きになりました。
うさぎは2年以上ケージに入れられて面白いこともなく過ごしていても、環境がかわれば人に馴れるし、ダッシュしたりホップしたり、楽しく過ごすようになります。
小さいうさぎだけでなく、大人のうさぎも家族の一員としてお迎えしてくださいね。
現在、浜松の箱うさぎでは里親募集のうさぎがたくさん居ます。
リーくんみたいに繫殖場から来た(リー君は繫殖廃業で放出)うさぎも居ますし、磐田のしおはむさん(ましろと一緒に)が保護した繫殖飼育崩壊うさぎ&生まれた子うさぎも里親募集中です。
5/21には関西・中国・四国にむけて輸送ボランティアさんが車移動するそうですから、ブログ記事(http://hakousagi.hamazo.tv/e6803770.html)をよく読んで、静岡以外の人もぜひ里親応募を検討してみてくださいね。
また、関東・九州へもボランティア輸送があるそうです。
関東・九州の方、要チェック→「5月中旬に関東、関西、九州方面で輸送があります! 」(http://ameblo.jp/masshirohamu/entry-12158838304.html)
また 東京と近郊の方は、東京あこの託児室(http://ako-takuji.seesaa.net/)に静岡の箱うさぎからつれてきた里親募集中うさぎが居るので、応募を検討してみてはどうでしょう。
磐田ましろと一緒に(http://ameblo.jp/masshirohamu/)も繫殖者の飼育崩壊うさぎを保護して、母うさぎが産んだ子も含め21うさぎが里親募集中です。
ほかにも里親募集はたくさんあります。
昨年6月から三重の寺にレスキューにはいった寺うさぎたちも残り2うさぎとなりました。
寺うさぎ(http://ameblo.jp/darumausagi/)、 うたちゃん♀、くぅちゃん♀が里親募集中です。
また、京都のなまけうさぎ(http://www.pet-home.jp/member/user40914/post/)には6才のホーランドロップくん、ネザーランドドワーフくんが里親募集中です。
シニアのうさぎでも新しい環境をうけいれることはできます。
おととし我が家に来た保健所ふれあい引退うさぎは人に馴れて家庭生活を楽しんでいるし、楽しみました(アンちゃんと大吉くんは推定8歳以上と推定7歳半以上で今年1月になくなりました)。
ぜひ皆さん、里親応募を検討してください m(_ _)m
http://ameblo.jp/ibrahimomich/entry-12157751085.html
リー君が箱うさぎから来たのは11月。
繫殖場廃業にともなって2才半の繁殖用オスが手放され、浜松の箱うさぎが仲介し、東京あこさん託児室(http://ako-takuji.seesaa.net/)が東京に連れてきてくれた。
なんだかヒョロっとしているのに腹の周りにお肉がついていて変な体形。
うちの廊下を走らせると、脚力がないせいで、右にヨロヨロ左にヨロヨロ。
しばらく家に慣れてもらって廊下の直線ダッシュが上手になり、筋肉がついて我が家のうさぎになってから、4月初旬に去勢手術をうけました。
手術は日帰りでした(1泊することもあるそうです)。
抜糸、投薬いっさい無し。費用3万円。
手術翌日の夕方まで落ち込んでいたけど、その後は元気よくなり、数日軽く飛びシッコしてました。
1ヶ月たち、派手なスプリンクラーしっこはなくなり、部屋散歩では女子みたいに座りションするようになりました。

くうしん菜を食べるリーリー君。

球は中味がしぼんで皮だけ残っていましたが、1ヶ月もすると皮が胴体に吸収されました。
去勢手術後の数週間はまだ妊娠させる能力があるのですが、1ヶ月たったから異性交遊しても大丈夫かな?といっても我が家には妊娠能力ある子宮・卵巣あるメスはいませんよ。
これでリー君は将来、精巣腫瘍になるリスクがゼロになりました。
近年メスの子宮卵巣を取る不妊手術は広まってきましたが、オスはまだ手術しない飼い主さんが多いようです。
でも里親募集活動でいろんな人と話をすると、前のうさぎが精巣腫瘍でなくなった話も決してすくなくありません。
年老いて精巣腫瘍になり、手術したくても心臓が悪くて麻酔リスクから手術できないケースもあります。
先天的に心臓が肥大している、など麻酔リスクある場合を除いて、オスの去勢も将来をかんがえて検討する価値はあるかと思います。
今年の1月に胸腺の腫瘍からなくなった推定7歳半以上の大吉くん。
現在、同じ胸腺腫で投薬中の大吉ブラザー、パトリックくん。
ふたりの疾患、胸腺腫は人間だったら成人して自然になくなってしまう不要な器官である胸腺がうさぎの場合はずっと残って腫瘍化し、心臓を圧迫する病気です。
老化で腫瘍になるだけでなく、3才でなるうさぎもいるそうです。決して珍しい病気ではなく、数年前の獣医師国家試験で「うさぎの胸腺腫」が出題されたとのこと。
また、家畜と犬猫までが出題範囲だった国家試験にやっとうさぎが出るようになりました。
-- 『生き物と向き合う仕事』(著者:田向健一、ちくまプリマー新書) p.179より引用--
動物種ではウシ、ウマ、ブタ、ニワトリ、イヌがメインで、ネコが少し、ようやく三~四年くらい前から社会のニーズを受けて、ウサギとフェレットの問題が一~二題初めて入った。
--
資格試験にうさぎが出題されるようになったのは、ごく最近で、うさぎ界にとって、獣医師がうさぎの病気の勉強をしてくれるという意味で大変有意義ですね。
話を戻すと……
胸腺腫は、悪性腫瘍のように体中にとんで転移する腫瘍ではないけれど、心臓が肥大したり、胸水がたまったりします。
胸腺なんかに苦しめられるなら、胸腺なんかなければいいのに。
精巣腫瘍は手術で予防できます。とれるならとってあげたほうがいいかな。
~~
さて、去勢手術前は猛々しくサークル横からメスやオスを追いかけていたリー君は少し落ち着き、軽く追い回すくらいになりました。
初めは人間との関わりがよくわからなかったリー君ですが、最近はサークルの間から頭をなでられるのが好きになりました。
うさぎは2年以上ケージに入れられて面白いこともなく過ごしていても、環境がかわれば人に馴れるし、ダッシュしたりホップしたり、楽しく過ごすようになります。
小さいうさぎだけでなく、大人のうさぎも家族の一員としてお迎えしてくださいね。
現在、浜松の箱うさぎでは里親募集のうさぎがたくさん居ます。
リーくんみたいに繫殖場から来た(リー君は繫殖廃業で放出)うさぎも居ますし、磐田のしおはむさん(ましろと一緒に)が保護した繫殖飼育崩壊うさぎ&生まれた子うさぎも里親募集中です。
5/21には関西・中国・四国にむけて輸送ボランティアさんが車移動するそうですから、ブログ記事(http://hakousagi.hamazo.tv/e6803770.html)をよく読んで、静岡以外の人もぜひ里親応募を検討してみてくださいね。
また、関東・九州へもボランティア輸送があるそうです。
関東・九州の方、要チェック→「5月中旬に関東、関西、九州方面で輸送があります! 」(http://ameblo.jp/masshirohamu/entry-12158838304.html)
また 東京と近郊の方は、東京あこの託児室(http://ako-takuji.seesaa.net/)に静岡の箱うさぎからつれてきた里親募集中うさぎが居るので、応募を検討してみてはどうでしょう。
磐田ましろと一緒に(http://ameblo.jp/masshirohamu/)も繫殖者の飼育崩壊うさぎを保護して、母うさぎが産んだ子も含め21うさぎが里親募集中です。
ほかにも里親募集はたくさんあります。
昨年6月から三重の寺にレスキューにはいった寺うさぎたちも残り2うさぎとなりました。
寺うさぎ(http://ameblo.jp/darumausagi/)、 うたちゃん♀、くぅちゃん♀が里親募集中です。
また、京都のなまけうさぎ(http://www.pet-home.jp/member/user40914/post/)には6才のホーランドロップくん、ネザーランドドワーフくんが里親募集中です。
シニアのうさぎでも新しい環境をうけいれることはできます。
おととし我が家に来た保健所ふれあい引退うさぎは人に馴れて家庭生活を楽しんでいるし、楽しみました(アンちゃんと大吉くんは推定8歳以上と推定7歳半以上で今年1月になくなりました)。
ぜひ皆さん、里親応募を検討してください m(_ _)m
スポンサーサイト